2008.3.4更新 

 

LETTER from OHATA  

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No.407  与党、平成20年度予算案強行採決  (2008年3月3日)

 

 

福田政権が「問題有りの予算」を強行採決

  2月29日(金)に開催された衆議院予算委員会では、千葉県沖での海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故(19日午前4時ごろ事故発生)に関する集中審議が行われたが、審議終了後、締めくくり総括質疑と採決を強行しようとする与党に対して、野党は退席し反対する中で強行採決が行われました。予算委員会で強行採決が行われた後、午後7時30分からは、財務金融委員会が強引に開催されました。理事会において民主党議員からの質疑を要求されましたので、予算関連法案の採決をしないとの条件で、委員会に出席し質疑に立つことになりました。

  予定時間より少し遅れ午後7時35分ごろ、委員会が開会されました。これまでの質疑によって、暫定税率を10年継続する税制法案は、予算的根拠が誠に曖昧であり、ずさんないい加減な税制であり、このまま成立させるわけにはいきません。

    委員会室には、与野党とも、多くの若手議員が動員され、いつもと違う雰囲気でした。民主党の質問の持ち時間は80分間。暫定税率を延長する法律案の問題点を丁寧にわかりやすく質問が行われました。「額賀大臣、なぜ、道路特定財源が、東京都など地下鉄工事に合計1126億円も使用されたのですか」との問いに、額賀財務大臣は「地上の道路の交通渋滞対策です」「道路と接している事業であれば道路特定予算を使うことはなんら問題はありません」などと答弁にならない答弁を繰り返す中で委員会は紛糾しました。しばらく押し問答を続けているうちに、委員長は「それでは民主党議員の質問予定時間が過ぎましたので、採決を行います」と一方的に宣言し、怒号の飛び交う中を混乱のうちに起立採決などが行われ、委員会の閉会を宣言して閉会。

 一連の与党の強行姿勢に抗議し、民主党は、その後、9時半から代議士会を開催し、一連の与党による強行採決に抗議するとともに、議長職権で開催を決定した本会議には、民主党、国民新党、社会民主党の野党3党は欠席し、これに抗議することを確認しました。午後10時、本会議は開催され、平成20年度の予算ならびに税制関連法案の採決が行われ、記名投票の結果、与党の賛成多数で成立し、参議院に送付された。


民主党は平成20年度の予算原案に反対

  民主党は、平成20年予算原案に反対です。今回の予算委員会、財政金融委員会などの委員会質疑で明らかになった主な現時点での問題点を整理し列記します。

1.

道路特定財源予算は、暫定税率延長を含めて内容がずさんです。暫定税率を10年間延長するなどして、59兆円の道路財源を確保するとしていますが、どの道路建設にいくらかかるのかといった具体的な計画が明らかでない中で、とにかく、59兆円の道路財源を確保してしまおうといういい加減なものであることが分かりました。また、道路特定財源が都内などの地下鉄・地下駐車場・職員住宅の建設に使われ、マッサージ器、野球のミット、ボール購入費など道路建設以外にも使われていいた事実も明らかになりました。この際、一般財源化し自治体の独自の判断で道路建設や教育・福祉・医療にも使用できるようにし、暫定税率は廃止すべきです。

2.

労働派遣法の改悪などにより、ワーキングプアが1千万人。これらの問題解決のため、ドイツやフランスを参考に @正社員と非正規社員の均等待遇を規定する A日雇い派遣労働を原則禁止すること B派遣会社が天引きする経費の上限を規定すること C派遣会社は、派遣労働法などの基準を守り、違反した場合は、会社認定を取消すなど厳しい対応が必要です。政府に改善の取り組み姿勢がまったく見えません。

3.

健康保険法などの一部を改正する法律(高齢者医療制度創設)が昨年の安倍政権による強行採決で成立しましたが、今年4月1日から施行される直前になり、その実施を1年間凍結する方針を福田政権は示しました。これは、総選挙への影響などを考え、総選挙が終わってから国民負担を求める姑息な方針です。民主党は75歳以上を対象とした高齢者医療制度を創設することは、合理性がなく反対です。

4.

沖縄での米兵による少女暴行事件に対する福田政権の弱腰外交姿勢は問題です。1993年に締結されたドイツのボン協定並みの独立国としての毅然とした「地位改定」の改定が必要であり、アメリカに要求すべきです。

5.

参議院での与野党逆転により、防衛庁の武器兵器の水増し発注などが判明し、政官業癒着の実態も明らかになりました。また、1400億円で建造したイージス艦が、民間漁船一隻と衝突した事件やその後の不可解な行動も見られ、「そこのけ、そこのけ、自衛艦が通る」という傲慢な姿勢も垣間見られます。今回の事件でも、「軍」としての規律の乱れも露呈しました。政府の責任は明らかです。

 

第11回県連大会「総選挙で政権交代を実現しよう!」

  2月25日(日)、午後13時から第11回民主党茨城県連大会、16時からは「陽春のつどい」(パーティ)を開会しました。当日は、快晴でしたが、激しい風嵐となり、常磐線も始発から運行を中止。そのような強風の中でしたが、多くの市民の皆さんにご出席頂き、総選挙に勝利し、政権交代を目指す方針を確立できました。また、当日出席予定の小沢代表は常磐線が運行中止したことにより、出席できませんでした。小沢代表と会って見たいと期待されておられた市民の皆さん、申し訳ありませんでした。

   また、ご協力を頂きました市民の皆さん、働く仲間の皆さん、有難うございました。

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