2008.4.25更新 

 

LETTER from OHATA  

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No.413  日銀総裁人事と民主党の決断  (2008年4月14日)

 

 

政府は、日銀総裁候補に白川氏、副総裁候補には渡辺氏を提示

  4月8日(火)、衆・参議院議会運営委員会で、政府から提示された日銀総裁候補の白川氏と副総裁候補の渡辺氏から決意を伺いました。その後、党財政金融部門会議を開催し、議会運営委員会報告を行ない出席者からの意見を聞き、同意人事小委員会に報告した結果、下記文書にまとめ民主党役員会に提出する事と致しました。

1.

民主党はかねてから、金融に関する経験や能力にかかわらず、財務(旧大蔵)事務次官経験者が「たすきがけ人事」で交互に日銀総裁に就任するという、戦後数十年間にわたって続いた旧来型の「天下り指定席人事」を問題視してきた。武藤敏郎氏及び田波耕治氏を不同意にした理由の一つは、まさにこの点にある。したがって、今回、白川方明氏には同意する。

2.

渡辺博史氏は、財務省出身ではあるが「主計畑」ではなく、財務省や国際局長を歴任した国際金融のプロフェッショナルである。従って、今回の人事案は、旧来型の「たすき掛け人事」「天下り指定席人事」ではなく、同氏の能力・識見が評価されての人事案であり、同意することが可能な候補である。

3.

財務金融部門会議および同意人事検討小委員会においては、渡辺氏に対する評価は高く、同意すべきという声が多かったが、慎重論も一部にはあり、最終的には、党として不利益にならないような結論を、同意人事検討委員会または役員会において政治判断されることを期待する。


民主党、白川氏は同意、渡辺氏については不同意

  上記内容を基に党役員会で検討した結果、「小沢3原則」を尊重して、白川氏について同意、渡辺氏については不同意とする事としました。


【小沢三原則 】

@ 地方分権を進めるためにも、道路財源を平成20年度から完全一般財源化させる。一般財源のうちの多くと補助金とを併せて地方に分配し、地方を再生させる。

A 暫定税率の即時廃止。年間2兆6000億円の事実上の減税対策にもなる。庶民の暮らしを救う。

B 今国会でも明るみに出た官僚天下りの完全廃止。天下りをなくせば国や地方の行政は劇的に変わる。


衆参本会議で「白川日銀新総裁」承認!

   翌日9日に衆議院本会議と参議院本会議が相次いで開催され、政府から提示された人事案件を採決しました。その結果、参議院において副総裁候補の渡辺氏は否決されましたが、白川総裁候補は両院で承認され、正式に、日銀総裁に就任することが決まりました。日銀新総裁誕生です。これで、11日から開催されるG7蔵相、中央銀行総裁会議に日本銀行を代表して白川新総裁が出席することになりました。

    白川新総裁は、早速、10日に日本を出発し、11日に開かれたG7国際会議に出席し、各国の中央銀行総裁らから歓迎の言葉をかけられながら、日本の中央銀行の総裁としての初仕事を堂々とこなしていました。白川新総裁のこれからの活躍に期待いたします。


「消費生活相談」の相談員待遇改善を!

   4月11日(金)、内閣委員会を開催し、「消費者契約法改正案」「国民生活センター法改正案」について参考人からの意見を聞き、質疑を行いました。

    これに先立ち、10日(木)、東京・品川にある国民生活センターを視察し、この10年間で予算が半分に減らされ、相談業務を大幅に縮小している事実などを確認しました。これも「小泉改革」による理念なき改革、すなわち、無駄使いを放置し、現場を見ずに必要な予算まで減らした結果です。

    今回の質問では、@各省庁における消費者問題への対応と「消費者庁」構想について  A国民生活センター及び自治体での消費生活相談事業の予算減少対策について  B電話相談員の処遇について、特に「5年の契約打ち止め制度」「ベテラン相談員」の正規採用や弁護士・行政書士の採用などについて  C地域消費生活相談活動の実態調査と、体制強化のための予算確保策についてなどを取り上げて質疑を行いました。

  質疑を通じて、国がやるべき仕事、地方自治体がやるべき仕事を明確化した上で、連携して相談業務の実質的体制強化が必要であることを痛感しました。


柴田清伊知先生のご逝去を悼む

    3月6日、柴田清伊知先生が急逝されました。「柴田先生が体調を崩して休んでおられるようです」と5日に知人から電話連絡を頂き、次の土曜日にでもお見舞いをかねてお伺いしてみようと考えていた矢先でした。

    柴田先生とは、私が12歳、茨城中学に入学した時に初めてお会いし、それ以来、茨城高等学校、そして、大学を出て日立製作所に入り、高等学校の同窓会などで再会し、ずっと御指導を頂いて参りました。特に水戸一中の初代校長、県視学を務めていた私の祖父大畠章とは、旧知の間柄であったようで、柴田先生からよく祖父の話も伺いました。

    その後、茨城県議会議員選挙、さらに衆議院議員選挙に挑戦することになり、厳しい選挙戦を勝ち抜き、初当選した事を先生は大変喜んで下さいました。そして大畠章宏後援会の初代会長をお願いしたところ快くお引受け頂きました。野党の政治家の後援会長でありますから、地域では、いろいろとご迷惑をおかけしたものと推察いたしましたが、そのようなことには一切触れず、いつも「理想をもって正直にまっすぐにがんばれよ」と励まして頂きました。柴田清伊知先生、有難うございました。

    先生の志をしっかりと受け継ぎ、人生を歩んでまいります。先生のご冥福をお祈りいたします。

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